【2025年5月最新】メーカー別のAndroid OSアップデートサポート対応期間まとめを”元”ベテラン携帯販売が徹底解説

更新日: 2025年4月30日

Android
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はじめに

近年、Androidスマートフォンのソフトウェアサポートは大幅に向上しており、高級モデルだけでなく、低価格モデルにも拡大しています。多くのメーカーがソフトウェアサポートを強化しており、Google、Samsung、Honorといったメーカーは7年間のアップデートを提供できるようになりました。
これは素晴らしいニュースです。スマートフォンの寿命が延びれば購入サイクルを遅らせることが出来ます。高騰し続けるスマーフォンの購入価格への具体的な対策となるでしょう。その他にも、お気に入りの機種を長く使い続けられるようになれば、電子廃棄物の削減にもつながります。
とはいえ、各メーカーの端末がどれくらいの期間サポートを受けられるのかを把握するのは難しいものです。そこで、主要なAndroidスマートフォンブランドのOSおよびセキュリティアップデートの計画を以下にまとめました。

Google – 7年間のOSおよびセキュリティアップデート

Googleは、Pixel 8シリーズ以降のデバイスに対し、7年間のOSアップデートと7年間のセキュリティアップデートを提供することを発表しました。これにより、たとえばPixel 8シリーズは、発売時のAndroid 14からAndroid 21までのアップデートが保証されています。また、セキュリティパッチの提供も2023年の発売から7年間継続されるため、2030年まで最新のセキュリティ対策が受けられることになります。

Pixelシリーズ別のアップデートポリシー

PixelモデルOSアップデート期間セキュリティアップデート期間
Pixel 8 / 8 Pro7年間 (Android 21まで)7年間 (2030年まで)
Pixel 6 / 6 Pro / 6a3年間 (Android 15まで)5年間 (2026年まで)
Pixel 7 / 7 Pro / 7a3年間 (Android 16まで)5年間 (2027年まで)
Pixel 5 / 5a3年間 (Android 14まで)3年間 (2024年まで)
Pixel 4 / 4 XL / 4a / 4a 5G3年間3年間 (終了済み)

※ Pixel 6シリーズ以降は、Google独自チップ「Tensor」を搭載しており、アップデートポリシーが大幅に改善されました。
※ Pixel 8シリーズからは、業界最長クラスの7年間アップデートを提供し、長期サポートを重視するユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。

Googleのアップデートポリシーの変遷

Pixel 1~5シリーズは、従来の3年間のOSアップデートと3年間のセキュリティアップデートが基本方針でした。
Pixel 6 / 7シリーズでは、3年間のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートに変更。
Pixel 8シリーズからは、さらに強化され、7年間のOSおよびセキュリティアップデートが保証されるようになりました。
この変更により、GoogleはAppleのiPhone並みに長期間のサポートを提供するメーカーの一つとなり、長期利用を考えるユーザーにとって安心できる選択肢となっています。

Samsung – 7年間のOSアップデート

Googleに次いで長期的なサポートを提供するのがSamsungです。
2024年以降に発売されたGalaxy S24シリーズやZ Flip 6、Z Fold 6などの端末は、7年間のOSアップデートと7年間のセキュリティアップデートを受け取ることができます。
これにより、Galaxy S24シリーズは、発売時のAndroid 14からAndroid 21までのアップデートが保証され、2031年までセキュリティパッチが提供されます。

GalaxyシリーズのOSアップデートポリシー

デバイスシリーズOSアップデート期間セキュリティアップデート期間
Galaxy S24 / Z Flip 6 / Z Fold 6 以降7年間 (Android 21まで)7年間 (2031年まで)
Galaxy S21 / S22 / S23シリーズ4年間 (Android 18まで)5年間 (2029年まで)
Galaxy Z Flip 3 / Flip 4 / Flip 54年間 (Android 17~18まで)5年間 (2028~2029年まで)
Galaxy Z Fold 3 / Fold 4 / Fold 54年間 (Android 17~18まで)5年間 (2028~2029年まで)
Galaxy A15 5G / A55 5G (一部ミッドレンジモデル)4年間5年間
Galaxy Tab S8シリーズ4年間5年間
Galaxy Watch 4 / 5 / 64年間4年間

※ 2024年以降のフラッグシップモデル (Galaxy S24 / Zシリーズ) からアップデートポリシーが大幅に改善され、Googleと同等の7年間のサポートを受けられるようになりました。
※ GalaxyのAシリーズやタブレット・スマートウォッチは、基本的に4年間のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートが標準となっています。

Samsungのアップデートポリシーの変遷

2020年以前のモデル (Galaxy S20以前など):2~3年間のOSアップデート、3年間のセキュリティアップデートが基本。
Galaxy S21~S23シリーズ / Z Flip 3~Z Fold 5 (2021~2023年発売モデル):4年間のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートへ強化。
Galaxy S24シリーズ / Z Flip 6 / Z Fold 6 (2024年以降のモデル):7年間のOSおよびセキュリティアップデートを提供するように拡大。
この変更により、SamsungもAppleやGoogleに匹敵する長期間のサポートを提供するメーカーとなり、特にフラッグシップモデルのユーザーにとっては安心して長く使える環境が整っています。

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Honor端末のOSアップデートポリシー

デバイスシリーズOSアップデート期間セキュリティアップデート期間
Honor Magic 7 Pro (MWC 2025発表以降の最新モデル)7年間 (Android XXまで)7年間
Honor Magic 5 Pro / Magic 6シリーズ3年間 (Android 17まで)5年間 (2028年まで)
Honorの一般的なミッドレンジモデル (Honor 90など)2年間3年間

※ Honor Magic 7 Pro以降のフラッグシップモデルでは、7年間のソフトウェアサポートが標準化され、GoogleやSamsungと並ぶ長期サポートを提供するメーカーとなりました。
※ 一方、ミッドレンジモデルについては、依然として2年間のOSアップデートと3年間のセキュリティサポートが主流のままとなっています。

Honorのアップデートポリシーの変遷

~2022年 (Honor 50シリーズ以前):2年間のOSアップデート、3年間のセキュリティアップデートが基本。
2023年 (Honor Magic 5 Pro以降):3年間のOSアップデート、5年間のセキュリティアップデートへ延長。
2025年 (Honor Magic 7 Pro以降):7年間のソフトウェアサポートを開始。
Honorの新しい長期サポート方針により、特にフラッグシップモデルを長期間使いたいユーザーにとって魅力的な選択肢となりました。今後、他のモデルにもこのポリシーが適用される可能性があり、Honorのサポート体制に注目が集まっています。

OnePlus端末のOSアップデートポリシー

デバイスシリーズOSアップデート期間セキュリティアップデート期間
OnePlus 11 / 12 (フラッグシップモデル, 2023年以降)4年間 (Android 17~18まで)5年間 (2028年まで)
OnePlus 10 / 9 / 8 シリーズ3年間 (Android 15~16まで)4年間 (2027年まで)
OnePlus Nordシリーズ (Nord 3, Nord 2など)2年間 (Android 14まで)3年間 (2026年まで)
OnePlus Nord Nシリーズ (エントリーモデル, N200 5Gなど)1年間 (Android 12まで)2年間 (2024年まで)

**フラッグシップモデル(OnePlus 11以降)**は、4年間のOSアップデートと5年間のセキュリティサポートを提供
ミッドレンジのOnePlus Nordシリーズは、2年間のOSアップデートと3年間のセキュリティパッチ
エントリークラスのNord Nシリーズは、1年間のOSアップデートと2年間のセキュリティパッチのみ

OnePlusのアップデートポリシーの変遷

OnePlus 8シリーズ以前 (~2020年):2~3年間のOSアップデート、3年間のセキュリティパッチが基本。
OnePlus 9 / 10シリーズ (2021~2022年):3年間のOSアップデート、4年間のセキュリティパッチへ延長。
OnePlus 11シリーズ以降 (2023年~):4年間のOSアップデート、5年間のセキュリティパッチへ強化。
競合比較
GoogleやSamsungが7年間のアップデートを提供する中、OnePlusはまだ最長4年間にとどまっています。
しかし、フラッグシップモデルのサポートはSamsungの旧世代モデル(S21~S23)と同等で、決して短いわけではありません。
OnePlusはコストパフォーマンスとパフォーマンス重視のブランドとして認知されており、アップデート期間がGoogleやSamsungほど長くない点は、価格とのトレードオフと考えることができます。

Motorola – ほとんどのモデルで2年間のOSアップデート

Motorolaは、ソフトウェアサポートに関してGoogleやSamsungと比べると見劣りするのが現状です。特にミッドレンジやエントリーモデルのアップデート期間が短いため、長期間のソフトウェアサポートを重視するユーザーにはやや不向きなメーカーと言えます。
Moto G (2025) などのフラッグシップモデルでも、2年間のOSアップデートが標準となっており、競合メーカーのフラッグシップと比べると短めのサポート期間となっています。
ただし、Moto Edgeシリーズの一部ではサポートが強化され、最上位モデルの「Moto Edge Plus (2023)」では3年間のOSアップデートが保証されるようになりました。また、Moto Edge 50 Neo(欧州・インド向け)では5年間のソフトウェアサポートが提供されるなど、地域によってはサポートの改善が見られます。

Motorola端末のOSアップデートポリシー

デバイスシリーズOSアップデート期間セキュリティアップデート期間
Moto Edge 50 Neo(欧州・インド向け)最大5年間5年間
Moto Edge Plus (2023)3年間 (Android 16まで)4年間 (2027年まで)
Moto G (2025) などのフラッグシップ2年間 (Android 16まで)3年間 (2026年まで)
Moto Gシリーズ(ミッドレンジ)1~2年間2年間
Moto Eシリーズ(エントリークラス)1年間 (1回のみアップデート)2年間 (2025年まで)

Moto Edge Plus (2023)は比較的長めの3年間のOSアップデート
欧州・インド向けのMoto Edge 50 Neoは5年間のソフトウェアサポート
Moto GシリーズやMoto Eシリーズは1~2年間と短め

Motorolaのアップデートポリシーの変遷

~2022年 (Moto G / Eシリーズ中心の時代):ほとんどのモデルで1年間のOSアップデート、2年間のセキュリティパッチが標準。
2023年 (Moto Edge Plusなど一部のハイエンドモデル導入):3年間のOSアップデート、4年間のセキュリティパッチへ延長。
2024年~2025年 (欧州・インド市場向けにMoto Edge 50 Neoの長期サポート開始):5年間のソフトウェアサポートを提供。
Motorolaは、GoogleやSamsung、Honorのような長期サポートには及ばないものの、一部のハイエンドモデルでは改善が見られます。ただし、エントリー~ミッドレンジモデルのサポートは依然として短いため、購入前にアップデートポリシーを確認することが重要です。
また、Motorolaは公式サイトで各端末のアップデートポリシーを確認できるページを提供しており、ユーザーは最新の情報をチェックしやすくなっています。

Xiaomi端末のOSアップデートポリシー

デバイスシリーズOSアップデート期間セキュリティアップデート期間
Xiaomi 14 Ultra4年間 (Android 18まで)5年間 (2029年まで)
Xiaomi 14 / 13 Ultra / 13 Pro / 12S Ultra3年間 (Android 17まで)4年間 (2028年まで)
Xiaomi 12シリーズ (12 / 12 Proなど)3年間 (Android 16まで)4年間 (2027年まで)
Xiaomi Redmi Noteシリーズ (ミッドレンジ, Note 13 / 12など)約2年間約3年間
Xiaomi Redmi / Poco (エントリークラス, Poco M / Cシリーズなど)1~2年間 (機種による)2年間 (機種による)

最上位のXiaomi 14 Ultraは4年間のOSアップデート
Xiaomi 13 / 12シリーズの一部は3年間のOSアップデート
RedmiやPocoシリーズは、エントリーモデルほどサポート期間が短く、詳細が不透明な場合が多い

Xiaomiのアップデートポリシーの変遷

~2021年 (Xiaomi 11シリーズ以前):通常2年間のOSアップデート、3年間のセキュリティパッチが標準。
2022年 (Xiaomi 12シリーズ以降):一部のフラッグシップで3年間のOSアップデート、4年間のセキュリティパッチへ延長。
2024年 (Xiaomi 14 Ultra):最上位モデルで4年間のOSアップデート、5年間のセキュリティパッチを提供開始。
他のメーカーと比較すると、XiaomiのフラッグシップモデルのサポートはOnePlusやMotorolaの上位モデルと同等ですが、SamsungやGoogle、Honorのような7年間の長期サポートには及ばないのが現状です。
特にミッドレンジのRedmiシリーズやエントリーモデルのPocoシリーズでは、OSアップデートの保証が曖昧なため、購入時には各モデルのサポートポリシーをよく確認することが重要です。

Sony – 高価なのに短期間のソフトウェアサポート

SonyのXperiaシリーズは高価格帯のプレミアムスマートフォンとして展開されていますが、他メーカーと比べるとソフトウェアサポートの期間が短いのが大きな課題です。
最新のXperiaシリーズ(Xperia 1 VI / Xperia 5 Vなど)でも、2年間のOSアップデート、2~3年間のセキュリティパッチが基本
これは同価格帯のGoogle PixelやSamsung Galaxyと比べると短め
特にエントリーモデル(Xperia 10シリーズなど)は、OSアップデートの保証が不透明
SonyのXperiaは、カメラ性能やデザインの完成度が評価される一方で、ソフトウェアアップデートのサポート期間が競合他社よりも短いため、長期間使いたいユーザーにはやや不向きです。

Sony XperiaシリーズのOSアップデートポリシー

デバイスシリーズOSアップデート期間セキュリティアップデート期間
Xperia 1 VI / Xperia 5 V (2024年モデル)2年間 (Android 16まで)約3年間
Xperia 1 V / Xperia 5 IV / Xperia 10 V (2023年モデル)2年間 (Android 15まで)2~3年間
Xperia 1 IV / Xperia 5 III / Xperia 10 IV (2022年モデル以前)2年間 (Android 14まで)2年間
Xperia 10シリーズ(ミッドレンジ)1~2年間 (機種による)約2年間

Xperia 1 / 5シリーズ(ハイエンド)は、2年間のOSアップデートが標準
Xperia 10シリーズ(ミッドレンジ)は、OSアップデートの保証が不透明で、機種ごとに異なる
セキュリティパッチの提供期間も2~3年間と短め

Sonyのアップデートポリシーの課題

Sonyは、他のハイエンドメーカー(Google、Samsung、Honorなど)と比べると、OSのサポート期間が短いという大きな問題を抱えています。
Google Pixel 8シリーズやSamsung Galaxy S24シリーズは7年間のOSアップデートを保証しているのに対し、SonyのXperiaは2年間のみ。
OnePlusやXiaomiのフラッグシップモデルでも3~4年間のOSアップデートを提供しているが、Sonyはそれにすら及ばない。
ソニーのXperia 1シリーズは価格が高い(約15~20万円)が、アップデート期間は短いため、コストパフォーマンスの面で不満を持つユーザーが多い。
特に、長期間のOSサポートを求めるユーザーには不向きな選択肢となってしまっており、今後の改善が期待されるポイントです。

メーカーごとのサポート状況は大きく異なる

スマートフォンのOSアップデート期間はメーカーによって異なり、Google、Samsung、Honorが最長7年間のサポートを提供する一方で、MotorolaやTCL、Sonyは比較的短期間のサポートにとどまっています。
今後、他のメーカーも長期サポートを提供する方向に進むことが期待されますが、現状では購入前に各メーカーのアップデートポリシーを確認することが重要です。

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タグ: Android, Galaxy, Google, Honor, Moto, Motorola, OnePlus, Pixel, Poco, Redmi, Samsung, Sony, Xiaomi, Xperia, アップデート,
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編集部おーたに

所属情報:デジタルソリューション事業部
生年月日:1991年3月14日
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経歴情報:携帯電話ショップ「てるてるランド」にて15年勤務し、携帯電話のイロハを熟知しています。併売店で全キャリアを販売していたため、全てにおいて公平かつ、お客様にとって一番良い物を提案できると自負しております!
使用端末:iPhone16 Pro、iPhone SE、F-41A
使用PC:macbook air
その他:ガチのApple信者・・・にここ1年でなりました 笑